2013年4月4日木曜日

介護者(ヘルパー)に対する認識

新規事業(認可保育園事業)に追い回されてあっという間の新年度4日目です。(笑)
昨日は、会社の全体会議がありましたので、新規事業所から夕方移動したのですが、
なんとなくホッとしました。マイホーム感覚なのでしょうか。あらためて、大事な事業所であることを再認識しました。

介護労働者に対する”頭のよい方達”のの考え方について、以前から不思議にもっていたのですが、自分なりに整理してみたので、書いてみます。もしかしたら、介護保険のサービス種類の考え方が、そのまま反映されてしまったのかな?と思います。つまり、”分業”。介護労働は分業できる!という発想から 単純労働での置き換えが可能と思っている節があります。
 TVや政府の政策でも、”工場労働から介護労働へ・・”とは直接いいませんが、いわゆる”職業のミスマッチ”という柔らかな表現をされますが(笑)。何が違うのか?
それは、きっと対象が“物”と”人”の違いからくると思います。
分業をすることの大きな意味は、狭い範囲のスペシャリストを作る!ということ。より、作業を単純化させることによる平準化と作業コストの減なんでしょう。ただ、ここで大事なのは、相手(物)を作業者に合わせる!又は、相手(物)を作業者の都合よく動かす!必要があるのではないでしょうか?
 介護に近い、医療も、どちらというと”患者”に動いてもらう発想が強いように思います。
ただ、介護では、相手(人)に合わせて介護者が動く。いわゆる”寄り添う”事が重要となりますから、全介護作業について、もちろん心のケアも含めて対応しなくてはいけません。一人の利用者にとって”分業”はないのです。介護サービスには確かに種類はありますが、個々で行われる介護サービスは(福祉用具や一部生活援助は除くとして)中身は一緒です。入浴介助スペシャリスト、排泄介助のスペシャリスト、移乗のスペシャリスト、etcどんだけ数が居ても、個々では使えない。全部が出来て、最も大切な相手の気持ちを理解、ケアできるような人材でなければいけない。

 冷静に考えて、そういう人材を育成するのに、今の制度はどうなんでしょう。現場に丸投げとしか思えないですし、給与の原資である介護報酬の点数の決め方や制度では、優秀でかつボランティア精神の旺盛な方に頼るしかありません。利用者も、サービスの質よりも利用料という方もいるでしょうし、財政も厳しいのですから、医療の保険診療+自由診療のように、介護報酬+事業者の独自の上乗せ分を認めていくというのはどうでしょうか。飛行機でいえば、ファーストクラスのようなものがあってもよいと思うのです。きっとそうすれば、より質の高い、良い介護サービスを提供も受用もあると思うのです。